転職を決めた日
海外旅行が好きだった彼女は、一人旅が出来るようになりたいと思い、仕事をしながら英会話スクールに通っていました。仕事と英会話の日々で、それなりに充実していたそうです。しかし、英語がどんどん身に付くにつれて、普段任されている仕事では物足りなくなったと言います。彼女は、パソコンに1日向き合い、資料やデータを打ち込む事務職でした。
企業も外資系ではなかったので、日本語ばかりが飛び交う空間の中で、パソコンと向き合っているうちに、せっかく身に付いてきた英語を使えないことに、もどかしさを感じ始めたそうです。
そんな折、彼女の会社の女性が、35歳で転職をする為に退社したのを耳にしました。女性は会社に就職するのも難しいのに、転職するとなると、更に難しいのではないかと思っていた彼女は、面食らったそうです。そして、勇気が湧いたそうです。まだ、30歳の私なら可能性があるはずだ。そう思ったそうです。そこで、自分がやりたいこと、活かせること、今満足出来ない理由を考え、転職を決意したという事です。
転職活動
転職を決め、いざ転職活動をしようと思い立ったものの、仕事をスパッと辞めて、転職活動に専念する為の資金もありませんでしたし、働かない事に不安もあったそうです。そこで、仕事をしながら転職活動をする事にしました。しかし、会社の上司に転職しようとしている事が知られた時、居辛くなるのも嫌でしたし、転職先を決められないまま辞めざるを得なくなるのも嫌でした。仕事をしながら転職活動をする為にはどうしたら良いか、ネットで調べてみる事にしたそうです。
転職を検索してみると、転職サイトが沢山出てきました。その中に、転職サイト人気ランキングというのを発見し、見てみる事にしました。すると、幾つかの転職サイトが順位付けられて表示されていました。そこには、扱っている情報量や、そのサイトの特徴、良い所などが書かれていました。これらを参考にし、転職活動をどう進めていくか、作戦を立てたという事です。
転職サイトの特徴は、カウンセリングとマッチングでした。カウンセリングとマッチングがしっかりしているという声が多いサイトほど、ランキングでは上位に挙げられていて、知名度も高い事が分かったそうです。また、スカウトというものがあるのも知る事が出来ました。スカウトは、登録して待っていると、企業からスカウトメールが届くというシステムです。スカウトを受ける為のキャリアシートは、匿名で登録でき、会社に知られる事を避けられます。転職する為には、転職サイトを利用すると良いという事に気付いたという事でした。
DODA
彼女は、ランキング上位サイトの評判を参考にしながら検討したそうです。そこで、自分が求めているものを書き出して見たと言います。
彼女が求めている条件は、求人情報が多い事、スタッフが親切な事、マッチングが優れている事、仕事をしながら転職先を探せる事、スカウトを利用出来る事。これを見ながら、贅沢だと彼女は思ったそうです。こんな条件を全て満たしてくれる転職サイトなんてある訳がないと、半ば諦めていました。しかし、満たしてくれる転職サイトを発見したのです。それが、DODAでした。
DODAは、カウンセリングやマッチングが優れているサイトとして、ランキングでも上位に来ています。また、大手企業の求人を多く扱っている事も、魅力の1つでした。また、登録しなくても直接応募出来るという所も画期的だと感じたそうです。更に、地方エリアに強いというのは、彼女にとっては有難い事でした。彼女は東海圏に住んでおり、出来れば家から通える範囲での転職を望んでいたのです。DODAは、地方エリアに根付いた求人情報を多く扱っているサイトという点も含め、こうした魅力溢れるDODAを利用して、転職する事を決めました。
スカウト
一番の魅力を感じていたスカウトを利用して、彼女は早速転職活動を始めました。自分の売りにしたかった英会話をしっかりアピールし、DODAホームページ内にある、採用担当者がチェックするポイントを参考にして、キャリアシートを登録しました。すると、何件かのスカウトメールが来ました。しかし、それは彼女が望んでいた様な企業ではありませんでした。
彼女に来たスカウトメールの多くは、事務職としての採用でした。それは以前と全く変わらない事になります。彼女は英語を活かしたいから転職を決意しました。しかし、特別な級を持っている訳ではなかった為、アピール材料としては力の弱いものだった様です。そこで、彼女は、スカウトを利用するのと平行して、求人情報を検索しました。情報量が抱負だという評判を聞いていたので、ある程度は期待してはいましたが、予想を上回るほどの情報量に、彼女はただ迷うしかなかったと言います。彼女はスカウトの結果を見て、すっかり自信をなくしていました。その為、多くの情報の中から自分が求めている企業への応募もためらってしまっていたのです。
彼女は暫く求人情報とにらめっこを続けていましたが、これではいつまでたっても決まらないと一念発起し、DODAの転職支援も受けて見る事にしたそうです。
転職支援
キャリアカウンセリングを受け、自分の希望する条件を相談しました。スカウトの結果から、諦め始めていた彼女でしたが、カウンセラーの人が励ましてくれたり、アドバイスをしてくれたりした事で、少しずつ自信を取り戻していったと言います。そして、英語と事務職を両方活かせる仕事をと、貿易事務を勧められたそうです。
貿易事務は、貿易の知識も必要になります。その点にためらいを見せると、未経験でも十分採用してくれるというアドバイスをしてくれたそうです。しかし、ためらう点がもう1つ。英語の能力が目に見える形になっていないという事でした。
しかし、担当者の人はそんな心配をしなくても大丈夫と、笑顔で言ってくれたのでした。担当者が転職希望先に、彼女の英会話力を説明してくれたのです。履歴書に級として書く事が出来なくても、担当者の人が伝えてくれた事により認められたのでした。これにより、彼女は貿易事務という新しいジャンルで、今も活躍しています。